今日の献立は、
【ガルバンゾーカレー 牛乳 酢のもの フルーツ乳かん】
でした。
ガンバルゾーカレー?
いいえ、ガルバンゾーカレーです。
ガルバンゾーはスペイン語で、ひよこ豆を意味します。
ベースは豚ひき肉を使ったキーマカレーで、にんじん・玉ねぎ・なす・ピーマン・トマトなどの野菜を細かく切り、ひよこ豆をたっぷり入れました。
健康委員会の今日の当番さんが、
「ガルバンゾーカレーを食べて、明日の運動会ガンバルゾー。」
と、献立表のひとくちメモを照れながら読むと、みんな
「おー!」
と元気に声を出してくれました。
気合いが入っていました。
今は雨が降っていますが、明日は晴れの予報です。
檜枝岐小中学校、そして村の皆様全員で心を一つにして、
令和最初の村民大運動会が大成功することを心から祈っています。
最後に、給食のフルーツ乳かんのレシピをご紹介します。
(ボウルで作ってそのまま全部食べたい!との声があったので。)
(食べすぎには注意してください。)
〈フルーツ乳かん〉(給食のデザートカップ10人分)
みかん缶詰 200g
牛乳 300g
砂糖 25g
水 100g
ゼラチン 10g
作り方
①カップにみかんを入れておく。
②ゼラチンは水にふやかしておく。
③牛乳を沸騰しない程度に加熱し、砂糖を入れ溶かす。
④砂糖が溶けたら、②の水にふやかしたゼラチンを加え、溶かす。
⑤粗熱が取れたら、カップに注ぎ入れ、冷蔵庫で十分に冷やす。
⑥固まったら完成!(ご家庭の冷蔵庫の場合、3~6時間あれば固まると思います。)
今日の献立は、
【ツナご飯 牛乳 千草焼き 酢じょうゆ和え けんちん汁】
でした。
けんちん汁という名前の由来は諸説ありますが、神奈川県の鎌倉市にある建長寺(けんちょうじ)で最初に作られたことが由来の一つとされています。
野菜のへたや皮などを無駄にしないように、全て汁の具材にして作ったのが始まりでした。
豆腐を崩して入れるのがけんちん汁の特徴ですが、実は、床に落としてしまった豆腐を無駄にしないように入れたのがきっかけだったようです。
今日の給食のけんちん汁には、昆布、大根、にんじん、じゃがいも、ねぎ、ごぼう、豆腐、しいたけと、8種類もの具材を入れました。
具だくさんにすることで、うまみが具材からのうまみがたっぷり汁に出ます。
また、具が多いとその分汁の量が少なくなるので、塩分摂取量が抑えられる「減塩」にもつながります。
けんちん汁に限らず、ご家庭でも具だくさんの汁物を作っていただき、
①おいしい ②栄養たっぷり ③減塩
という3つのメリットを実感してほしいと思います。
今日の献立は、
【ご飯 牛乳 さんまのかば焼き もやしサラダ お月見汁 梨ゼリー】
でした。
秋といえば月が綺麗に見える季節で、中でも「十五夜」は特に月が美しく見えます。
十五夜は「中秋の名月」とも呼ばれ、「秋の真ん中に出る月」という意味があります。
今年の十五夜は、本日9月13日です。
十五夜といえばお月見で、農作物がよく収穫できるようにという願いや、それがたくさん収穫できたという祝いの意味を込めて、いろいろなお供え物をします。
ススキや月に見立てた十五夜団子、農作物などをお供えしますが、
今日のお月見汁にも、月に見立てた白玉団子をいれました。
給食室で、一つ一つ丁寧につくりました。
一般的な白玉だんごは、白玉粉と水の分量を同じかやや水が少なめになるようにしてこねますが、今日は水がやや多めになるようにして、もちもちとろとろの、おもちのような食感に仕上げました。
子どもたちにも好評で、
しあわせの白玉だんごでした~!
と言ってもらえました。
おいしいものを食べられるしあわせに感謝して、
夜空に浮かぶ美しい月を愛でてみてはいかがでしょうか。
今日の献立は、
【ご飯 牛乳 なすのミートグラタン 海藻サラダ ポテトスープ】
でした。
朝晩の空気が冷たくなってきて、檜枝岐はだんだん秋らしい季節になってきました。
夏野菜に分類されるなすは、実は秋が最もおいしく食べられると言われています。
・昼と夜の気温差で身が引き締まる
・種が少なくおいしい
・アミノ酸や糖が増える(うまみや栄養が増える)
・皮が薄く柔らかい
といった理由で、秋なすがおいしく感じられます。
「秋なすは嫁に食わすな」
ということわざがありますが、その意味には諸説あります。
「おいしいので嫁に食べさせるのはもったいない」
や、
「出産を控えたお嫁さんの体が冷えすぎないように」
や、
「なすには種が少ないので縁起がわるい」
など、優しい意味からいじわるな意味まで様々です。
どれを信じるかは、あなた次第です・・・
おいしくて栄養も詰まった秋なすを、夏のなすと比べながら召し上がってみてはいかがでしょうか。
今日の献立は、
【親子丼 牛乳 ごまず和え すまし汁】
でした。
「親子丼」という名前は、皆さんご存じのとおり、鶏の肉(親)と卵(子)を使うことが由来です。
そんなことから、鮭(親)といくら(子)をのせた丼も「海鮮親子丼」と呼ばれるようになりました。宮城の郷土料理としても有名で、「はらこ飯」と呼ばれます。
また、同じ調理法でも鶏肉以外の肉(牛や豚)を使うことで「他人丼」へと変化します。
今日の献立は、
【ご飯 牛乳 豚肉の生姜焼き キャベツのサラダ チンゲンサイのみそ汁】
でした。
今日の生姜焼きは、豚もも肉の薄切りを使いました。
焼いてから少し時間経ってしまうため若干固くはなってしまいましたが、できたてはフワフワでモチモチな食感の、香ばしくておいしい生姜焼きになりました。
一般的な生姜焼きには、豚ロースや、豚バラが使われます。
豚ロースは、厚めでしっかりと食べ応えがある食感が特徴です。
豚バラは、薄くてご飯をくるみやすく、玉ねぎと一緒においしく食べられるのが特徴です。
部位によって、食感や風味が大きく変わってきます。
ご家庭でも、いつもとは違う豚肉の部位で生姜焼きを作ってみてはいかがでしょうか。
今日の献立は、
【わかめご飯 牛乳 厚揚げの甘辛煮 千草和え 田舎汁】
でした。
わかめご飯には、わかめだけでなく、ちりめんじゃこと白ごまも混ぜ込んであります。
ビタミン・カルシウム・たんぱく質・脂質などをバランスよく摂れる、子どもたちにも人気の混ぜご飯です。
わかめをはじめとする海藻類は、甲状腺ホルモンの構成成分であるヨウ素を多く含みます。
海藻が大好きな日本人は、ヨウ素不足になる心配はほとんどありません。
(ちなみに、このように海藻が食文化として深く定着しているのは、実は日本と韓国ぐらいしかないそうです。)
生命維持に欠かせないヨウ素ですが、過剰摂取は逆に甲状腺ガンのリスクを高めてしまう恐れがあります。
ヘルシーで栄養たっぷりな海藻を、適度に食べることを心がけていただきたいと思います。
今日の献立は、
【ご飯 牛乳 ピーマンの肉詰め こまつナムル 野菜コンソメスープ】
でした。
小学生はピーマン嫌いな人が多いようで、ランチルームに入った瞬間からネガティブな発言が飛び交っていました。
味覚が敏感な子どもたちにとって、ピーマンの苦みというのは耐えがたい苦痛なのでしょう。
時間内に残さず食べてくれるか心配になり、小学生のテーブルを覗きこみました。
すると、ピーマンが脱がされて、中のハンバーグだけがあらわになっている皿がたくさんありました。
嫌いなピーマンを先に片付けてしまおう、という作戦のようです。
マナー的には少々問題があるかもしれませんが、苦手な物でもなんとか工夫して食べるという姿勢は、素晴らしいと思いました。
~今日のピーマンの肉詰めのレシピ~(大人4人分)
ピーマン 4個
片栗粉 少々
豚ひき肉 80g
玉ねぎ 20g
パン粉 12g
卵 12g
塩・こしょう 少々
ソース
ケチャップ 12g
中濃ソース 12g
ピーマンの内側に片栗粉を付けることで、肉がはがれにくくなります☆
9月5日の献立は、
【スパゲティミートソース 牛乳 キャベツとハムのサラダ 梨】
でした。
中学生が駅伝大会に行ったため、小学生のみの給食です。
この日は給食では珍しいスパゲティということで、子どもたちは楽しみにしていたようです。
低学年の子たちにとってフォークで巻いて食べるのが少し難しかったようですが、きれいに食べてくれました。
多めに茹でたスパゲティも、見事完食でした。
中学生からもスパゲティミートソースのリクエストがありました。
来月、中学生のみの給食の日に出したいと思います。
今日の献立は、
【豚ニラ丼 牛乳 大根サラダ 玉子スープ】
でした。
人気メニューの鶏ニラ丼の、豚肉バージョンです。
ビタミンB1を多く含む豚肉、アリシンを多く含むニラで、疲労回復効果が期待できます。
強いにおいが特徴のニラですが、あのにおいのもとがアリシンと呼ばれる物質です。
アリシンは、ニンニクやネギ類に共通して含まれる成分で、強い殺菌作用を持っています。
また、ビタミンB1の吸収を高める効果が期待でき、胃液の分泌や発汗など代謝を良くするという働きも持っています。
したがって、豚肉とニラの相性は抜群です。
豚ニラ丼で昨日のマラソン記録会の疲れをとり、中学生は明日の駅伝大会で悔いの残らぬ走りをしてほしいと思います。