こんなことがありました。

今日の給食

2019年5月13日 13時50分

 今日の献立は、

【ひじきごはん、牛乳、千草焼き、こまつナムル、油揚げのみそ汁】

でした。

 こまつナムルは、小松菜・もやし・わかめしょうゆ・塩・ごま油・白炒りごまで和えたもので、檜枝岐の給食の副菜の中でトップクラスの人気を誇るメニューです。シンプルですが、卒業時のリクエスト献立等では必ず希望されます。

 そんな人気メニューであるとはつゆ知らず、昨年度私はこまつナムルの白炒りごま白すりごまに変えるという暴挙に出てしまいました。ごまには良質な脂質たんぱく質ビタミンミネラル等が含まれておりますが、それらの栄養素は炒りごまよりもすりごまの方が遥かに吸収率がよいのです。子どもたちにはできるだけ多くの栄養素を摂ってほしいという思いから、良かれと思ってとった行動なのですが...「前の方が良かった」「ナムルは普通炒りごまだ」という不満の声が多方面から寄せられ、非常に反省しました。

 もちろん栄養素を効率よく摂ることも大切ですが、おいしくなければ「食欲が湧かない=栄養素が摂れない」ですし、食文化を理解するといった点でも、本場韓国では炒りごまを使うことが多いので、やはりこまつナムルは白炒りごまで作るべきでした。そういった経緯があり、今では再び白炒りごまを使っておいしく食べてもらっています。

 ご家庭でごまを使う際も、「おいしさ」「風味」「栄養素」のどれを優先すべきか天秤にかけながら、料理ごとに炒りごまとすりごまを使い分けていただければと思います。(ちなみに給食では、こまつナムル以外の副菜は白すりごまを使うことが多いです。)

 

↓今日のこまつナムルのレシピです↓(小学生4人分)

小松菜    120g

もやし    80g

乾燥わかめ  3.2g

 しょうゆ  7.6g

 塩     少々

 ごま油   2g

 白炒りごま 6g